CASE INTRODUCTION 症例紹介
【症例紹介】上の犬歯が折れてしまった猫の症例
はちちゃん 10歳
今回は、上の犬歯が折れてしまったため来院した、10歳の猫「はちちゃん」の症例をご紹介します。
来院時の様子
はちちゃんは、上の犬歯が折れてしまったため来院しました。
猫の犬歯は長く、歯の内部にある歯髄(神経や血管)が露出するような破折では、痛みや炎症、感染につながる可能性があります。
そこで、口腔内を詳しく確認し、今後のトラブルを防ぐために治療を行うことにしました。
抜歯とスケーリング
全身麻酔下で口腔内を確認し、折れてしまった上の犬歯を抜歯しました。
また、同時にスケーリングを行い、歯石や歯垢を除去して口腔内をきれいにしました。
歯科処置では、動物が動かず安全に口腔内を詳しく確認できるため、全身麻酔下での処置が必要となることがあります。
麻酔中にCT検査も実施
今回は、歯科処置だけでなく、麻酔中にCT検査による全身スクリーニングも同時に行いました。
10歳という年齢も考慮し、歯の状態だけでなく、胸部や腹部を含めて全身の状態を確認しました。
CT検査では、通常の診察やレントゲン検査だけでは分かりにくい病変についても、より詳しく確認することができます。
まとめ
今回のように、全身麻酔が必要な歯科処置を行う際には、年齢や健康状態に応じて、同時に全身の検査を行うこともできます。
「歯が折れている」「歯が欠けている」「口臭が気になる」「歯石がついている」など、口腔内で気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
はちちゃんも無事に処置を終え、現在は経過を確認しながら過ごしています。
