CASE INTRODUCTION 症例紹介
【症例紹介】高齢の猫ちゃんの「無麻酔CT検査」20歳のアツシくんのケース
呼吸が苦しそうにしているとのことで来院されたアツシくん。
他の病院では原因不明、高齢のため詳しい検査もできないと言われて当院にいらっしゃいました。診察時には浅く早い呼吸が見られました。
20歳という高齢のため、一般的な麻酔下でのCT検査は体への負担が大きく、若い子よりもよりリスクを伴います。
そこで当院では、麻酔をかけずに行うCT検査(無麻酔CT)を実施しました。
無麻酔CTでは、猫ちゃんの体をできるだけ動かさず、短時間で撮影を行うことで、呼吸や心拍への負担を抑えることができます。
撮影の結果、気管内にポリープ状の病変が確認され、これが呼吸困難の原因であることがわかりました。
通常のレントゲン検査では見つけにくい微細な変化も、CT画像によって立体的に確認することができ、今後の治療方針を正確に立てることができました。
高齢や持病のある動物にとって、麻酔はリスクとなります。
撮影部位などによっては読影が難しいこともありますが、当院では、こうした子たちにも安全に詳しい検査を受けてもらえるよう、無麻酔でのCT検査体制を整えています。
「麻酔が心配で検査をためらっている」という方も、ぜひ一度ご相談ください。

